絵画 高田淑子 菖蒲 日本画8号 カキツバタ 花 植物 オリジナル原画 静物画 紙本彩色 共シール アート 壁掛 インテリア 真作保証 価格相談可
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【咲き誇る二輪の花、その間に描かれた開花前の時間】
作品についてもう一歩深く知りたい方へ。作品情報の下に「作品解説」を掲載しています。
■作家名:高田淑子
■作品名:菖蒲
■技法・ED:紙本彩色
■サイン:印
■作品サイズ:縦38cm×横45.5cm
■作品状態:概ね良好
■額サイズ:縦56.4cm×横64cm
■額状態:経年
■付属品・備考:タトウ箱、共シール
■解説:大きく咲いた二輪の菖蒲。その間にある、細いつぼみに気づくだろうか。淡い紫の花に目を奪われがちだが、中央には、これから花開こうとする姿も描かれている。咲いた花と、まだ咲かない花。二つの時間を並べることで、画面に静かな動きが生まれている。
花の中心にある鮮やかな黄色にも注目したい。描かれているのは花菖蒲と見られ、花びらの付け根に黄色い模様が現れるのが特徴。似た花のカキツバタはこの部分が白く、アヤメには網目状の模様がある。花を見分ける手掛かりが、この絵にも丁寧に残されている。
高田淑子は山口華楊に師事し、1996年と2007年に日展日本画部門で特選を受賞した日本画家。華楊が継承した京都画壇の写生の伝統を念頭に置くと、本作でも、花弁の複雑なヒダや葉の伸び方を捉えながら、背景を青い色面に整理した表現が興味深い。水辺や空などの場所を具体的に描かず、青の濃淡によって花の輪郭を浮かび上がらせ、縦に伸びる葉で画面に緊張を与えている。
紙本彩色の表面は、花びらの繊細な線だけでなく、背景のわずかな色の変化にも視線を向けたい。額装して一定の距離から見ると、青・紫・緑の配色が一つの落ち着いた色面となり、近くでは線と色の細やかな関係が次々に現れる。
写生に基づく具体性と、余計な情景を省いた構成力の両方に、本作の魅力が詰まっている。
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