絵画 織田広比古 室内 油絵SM 油彩 直筆 原画 オリジナル 風景画 人物画 女性像 美人画 アート 壁掛 インテリア 解説 真作保証 価格相談可
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【赤いドレスより先に、黒い椅子が物語をつくる室内画】
作品についてもう一歩深く知りたい方へ。作品情報の下に「作品解説」を掲載しています。
■作家名:織田広比古
■作品名:室内
■技法・ED:油彩
■サイン:作家直筆サイン
■作品サイズ:縦22.7cm×横15.8cm
■作品状態:良好
■額サイズ:縦38.1cm×横31.2cm
■額状態:良好
■付属品・備考:共シール/キャンバス裏にサイン、画題、共シール
■解説:織田広比古の作品では、女性像、室内、音楽家、パリの夜景などが繰り返し描かれている。本作《室内》も女性を中心とする作家の主要なモチーフに連なる一作であり、同作家には《室内の女》《ピアノと女》といった類題も確認できる。
人物と室内空間を組み合わせることが、広比古の継続的な関心の一つだったことが分かる。
本作で注目したいのは、人物そのもの以上に、人物を成立させる周囲の「面」の配置である。左側には赤から桃色へ変化するドレス、右側にはほぼ同じ高さを持つ黒褐色の椅子。その明暗と色相の対照によって、女性の白い顔と腕が画面中央へ浮上する。さらに右上の額中画には赤・橙・黄が置かれ、主役のドレスと色彩的な呼応をつくっている。
筆致にも差がある。顔は細部を省略して平面的にまとめながら、髪、胸元、袖には絵具を重ね、特に白い袖には短く湾曲する筆跡が残されている。一方、椅子は暗い大きな色面として処理され、人物の複雑な絵肌との対比を担う。
人物を写実的に再現するより、色面とマチエールによって叙情的な存在へ置き換える広比古の方向性が読み取りやすい。
広比古は1985年の二科展で特選、1988年にはパリ賞を受賞し、2001年には二科展会員賞を受賞している。人物、夜景、音楽を伴う作品を多く残した。
その中で本作は、華やかな都市景観や音楽的モチーフを持ち込まず、一人の女性と椅子だけで画面を成立させた室内画である。近距離では油絵具の物質性を、距離を取れば赤と黒褐色の静かな均衡を楽しめる点に、本作を見る意味がある。
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