絵画 斎藤清 門 鎌倉 建長寺 風景画 作家直筆サイン 木版画 オリジナル アート 壁掛け インテリア 画集掲載 解説あり 真作保証 価格相談可
¥165,000($1,050.17)
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【古寺の重厚さを、青緑と黒の「面」に変えた建長寺】
作品についてもう一歩深く知りたい方へ。作品情報の下に「作品解説」を掲載しています。
■作家名:斎藤清
■作品名:門 鎌倉 建長寺
■技法・ED:木版 限定130部
■サイン:作家直筆サイン、印
■作品サイズ:縦55cm×横39.5cm(窓寸)
■作品状態:概ね良好
■額サイズ:縦76.8cm×横58.6cm
■額状態:マットにシミ
■付属品・備考:箱/制作年:1983年 レゾネ:阿部出版No.139
■解説:建長寺を描きながら、建築そのものを忠実に記録しようとしていない。その「省略」にこそ、本作を見る面白さがある。
斎藤清は1970年に鎌倉へ転居し、それ以降「鎌倉」を新たな画題として獲得した。実際、1972年には《建長寺,鎌倉》や《Gate (Kamakura) (D)》、1978年には《門、鎌倉(H)》、1979年には《門,鎌倉(I)》が確認できる。つまり1983年の本作は、斎藤が十年以上にわたり鎌倉の寺院建築、とりわけ「門」という形を繰り返し検討した延長上に位置づけられる。
本作で中心となる建長寺山門は、現存するものが1775年建立の重要文化財で、深い軒と大きな屋根による重厚な造形を特徴とする。
斎藤はその複雑な構造を細部まで再現するのではなく、屋根を青緑の大きな面、軒下を黒い塊として整理した。さらに右側の裸木を建築に重ね、左右対称になりやすい寺院正面に意図的な緊張を与えている。
特に注目したいのが、画面下から門へ伸びる石畳である。伝統的な遠近法のように細密な描写で奥行きを作るのではなく、白と黒の不規則な面を細く連ねるだけで視線を奥へ運ぶ。この「立体的な景色を平面的な形へ置き換える」感覚は、日本的な題材とモダニズムを結びつけた斎藤清の造形感覚と重なる。
「建長寺の絵」としてだけでなく、斎藤清が建築をどこまで省略しても、その場所の重さや空気を残せるかを試した作品として見ると、本作を選ぶ意味がより明確になるだろう。
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