絵画 笠井誠一 パンジー 油絵3号 作品 直筆 原画 オリジナル 静物画 花 油彩 アート 壁掛 インテリア 美術館収蔵 解説 真作保証 価格相談可
¥350,000($2,227.64)
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【花より先に、輪郭と色の組み立てを見てほしい静物画】
作品についてもう一歩深く知りたい方へ。作品情報の下に「作品解説」を掲載しています。
■作家名:笠井誠一
■作品名:パンジー
■技法・ED:油彩
■サイン:作家直筆サイン
■作品サイズ:縦27.3cm×横22cm
■作品状態:良好
■額サイズ:縦42.9cm×横37.9cm
■額状態:概ね良好
■付属品・備考:タトウ箱、黄袋、共シール/キャンバス裏にサイン、画題、制作年1999年 高島屋取扱い作品
■解説:本作を見る際に注目したいのは、パンジーそのものよりも、濃い輪郭線によって花、器、卓上、背景をそれぞれ独立した形へ変換している点にある。
笠井誠一は1959年、フランス政府給費留学生として渡仏し、国立パリ美術学校のブリアンション教室で学んだ。帰国後も制作を続け、1990年代には静物画が重要な制作領域として確認できる。1995年制作《ウクレレと冬瓜とグロリオサのある卓上静物》は愛知県美術館に収蔵され、2000年制作《二つの卓上静物》はSOMPO美術館に収蔵されている。本作《パンジー》はその間にあたる1999年制作であり、この時期の卓上静物を考えるうえでも興味深い一作となる。
笠井は、輪郭線を先に描き、接する色によって形を整える制作方法をとっている。 本作でも、パンジーの輪郭は自然物の形を正確に追うためというより、黄、紫、桃色、白を画面上で成立させるための構造線として機能しているように見える。
さらに面白いのがガラス器である。透明感を細密な反射描写で再現せず、黄色味を帯びた面、白いハイライト、灰紫の影を簡潔に組み合わせることで、物質感と平面性を同時に残している。
背景の黄土色と卓上の白も奥行きを説明するというより、花束を受け止める二つの大きな色面として働く。
画面では、離れれば紫と黄色の色彩構成が先に立ち、近づけば輪郭線の揺れや油彩の筆致が現れる。静物を「何が描かれているか」ではなく、「線と色をどう配置したか」で見る面白さが凝縮された作品といえよう。
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