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絵画 小田切訓 冬の道庁 油絵12号 直筆原画 オリジナル 風景画 油彩 北海道 札幌 アート 壁掛 インテリア 冬 雪 解説 真作保証 価格相談可

¥250,000($1,593.63)

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【雪景色の静けさを、水面のもう一つの道庁が深くする】
作品についてもう一歩深く知りたい方へ。作品情報の下に「作品解説」を掲載しています。

■作家名:小田切訓
■作品名:冬の道庁
■技法・ED:油彩
■サイン:作家直筆サイン
■作品サイズ:縦50cm×横60.6cm
■作品状態:ヒビ
■額サイズ:縦69.8cm×横80.3cm
■額状態:経年
■付属品・備考:箱/キャンバス裏にサイン、画題
■解説:本作で興味深いのは、小田切訓が得意とした「建築と水辺」の構成が、北海道の冬景色へ置き換えられていることにある。

画題と描かれた特徴的な八角塔から、モチーフは札幌の北海道庁旧本庁舎、通称「赤れんが庁舎」。1888年に創建され、現在は国の重要文化財に指定される明治期の代表的なれんが造洋風建築である。
左右対称を基調とする建物に対し、本作では樹木を画面両側から不規則に入り込ませ、整然とした建築と自然の線を対置している。

小田切は運河や欧州の街並みを繰り返し描き、「運河の水面を眺めていても飽きない」と自身で語っている。実際、本作でも水面は単なる建物の反射ではない。
赤れんが、青い屋根、周囲の樹木を上下反転させながら、横方向の筆致と濁りを加えることで、上部の建築的な明快さとは異なる絵画空間を作っている。

さらに注目したいのが線描である。小田切は油彩制作に、油彩筆としては異例の柔らかな蒔絵筆や日本画用の赤軸の筆を使用し、線を自在に扱えるようになるまで長い修練を要したと述べている。
本作の裸木の枝、窓枠、屋根の輪郭を改めて見ると、単なる細密描写ではなく、細い線を重ねることで冬の空気そのものを組み立てていることが分かる。

欧州の運河、大聖堂、城郭などを主要な題材とした小田切の作品群に対し、北海道出身の作家が赤れんが庁舎を雪景色として描いた本作には、作家の典型的な「建築・樹木・水面」という造形語彙を、日本の北国の風景の中で見る面白さがある。

何が描かれているかだけでなく、線と反射によってどう風景を構築したのかを見ることで、小田切訓の油彩表現そのものに踏み込んだ世界を感じられる一作。



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