絵画 金子國義 黒い来訪者 オルペウス 作家直筆サイン 銅版画 希少作品 限定15部 アート インテリア 動物画 犬 解説 真作保証
¥10,000($63.75)
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【描かない白が、一匹の「黒い来訪者」を浮かび上がらせる】
作品についてもう一歩深く知りたい方へ。作品情報の下に「作品解説」を掲載しています。
■作家名:金子國義
■作品名:11 黒い来訪者「オルペウス(ORPHEUS)」より
■技法・ED:銅版 限定15部
■サイン:作家直筆サイン
■作品サイズ:縦10cm×横8cm
■作品状態:シミ
■額サイズ:縦57cm×横38cm(シート寸)
■額状態:シミ
■付属品・備考:無し
※額装イメージを7枚目に掲載しています。
ご希望の場合は購入手続き時の選択にてお選びいただくか、コメント等にてお知らせください。
プラス¥18,000、納期約一ヶ月となります。
シミ抜きプラス¥22,000、納期約一ヶ月となります。額装+シミ抜き¥40,000、納期約一ヶ月半となります。
■解説:本作で見るべきなのは犬種の描写以上に、「黒」と「余白」をどのように成立させているかという点にある。
《黒い来訪者》は、金子國義が1983年に美術出版社から刊行した版画集《オルペウス》に属する一葉。同年には青木画廊で個展「オルペウス」も開催されており、作家の1983年の制作活動を考える上でも明確な位置を持つシリーズとなる。
人物像、アリス、官能的な身体表現を想起させることの多い金子作品に対し、本作の主役は一匹の犬。しかし表現の核は変わらない。顔と大きな耳には線を密集させて濃密な黒をつくり、胸から胴にかけては紙の白を大きく残す。さらに尾では再び細線を反復させることで、白い毛の量感と動きを生み出している。
銅版画という線を基礎とする媒体だからこそ、「刻む部分」と「刻まない部分」の差そのものが造形になる。
さらに興味深いのは題名の「来訪者」。金子の公式ギャラリーには、本作前年の1982年に制作された油彩《The Visitor》も掲載されており、「来訪者」という言葉がこの時期の作品に実際に現れている。
両作品の直接的な関係までは確認できないものの、単なる愛玩動物の肖像としてではなく、「どこかから現れた存在」として本作を見るための手掛かりにはなる。
金子は画業だけでなく舞台美術にも継続して関わった作家である。広大な白を舞台のように残し、その中央に小さな一匹を登場させる構成にも、対象を「登場人物」として見せる感覚を重ねて考えることができる作品。
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