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絵画 石川寅治 馬関海峡 油絵10号 直筆原画 オリジナル 風景画 下関 関門海峡 油彩 アート 壁掛け インテリア 解説有 真作保証 価格相談可

¥180,000($1,147.41)

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【船を見るか、潮を見るか。関門海峡を描いた油彩。】
作品についてもう一歩深く知りたい方へ。作品情報の下に「作品解説」を掲載しています。

■作家名:石川寅治
■作品名:馬関海峡
■技法・ED:油彩
■サイン:作家直筆サイン
■作品サイズ:縦45.5cm×横53cm
■作品状態:良好
■額サイズ:縦61.5cm×横69cm
■額状態:良好
■付属品・備考:箱/キャンバス裏にサイン、画題、兜屋画廊取扱いシール
■解説:海景画でありながら、本作では空よりも「水面に大きな面積を与えていることに注目したい。

石川寅治は1875年高知に生まれ、小山正太郎の不同舎で学び、明治美術会、太平洋画会、文展・帝展などを舞台に活動した洋画家である。
欧米への渡航だけでなく、日本各地、台湾、中国、琉球などへ写生旅行を重ねたことが知られ、風景画も画業の重要な柱となった。美術館資料でも「鮮明な色遣いによる風景画を得意とした」と評されている。

《馬関海峡》でその色彩感覚がよく表れるのが水面である。灰紫を基調としながら、緑青に近い色を大小の筆触として散らし、白い航跡を加えることで、海を一枚の均質な青として処理していない。

「馬関」は下関の旧称であり、本作が描くのは現在の関門海峡にあたる。関門海峡は響灘と周防灘を結ぶ狭い水路で、早鞆瀬戸では約10ノットに達する潮流が発生する。
その地理を踏まえて改めて画面を見ると、手前を横切る二艘の舟、中央を進む船、湾曲する緑の筆触が、それぞれ独立したモチーフではなく、海峡を行き交う船と潮流を一つの運動として組み立てるための要素に見えてくる。

石川寅治の風景画を選ぶ意味は、単に古い日本の景勝地を見ることだけにはない。
本作では、関門海峡という土地固有の性格が、油彩の筆触と構図によって視覚的な運動へ置き換えられている。原画の絵肌まで含めて鑑賞することで、写真とは異なる「流れる海峡」の感覚が立ち上がってくる作品。


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