絵画 白髪一雄 布 版画 シルクスクリーン作品 抽象画 作家直筆サイン 同作美術館収蔵 アート 壁掛け インテリア 解説 真作保証 価格相談可
¥120,000($764.94)
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【白と灰色だけで、これほど「動き」を見せる。】
作品についてもう一歩深く知りたい方へ。作品情報の下に「作品解説」を掲載しています。
■作家名:白髪一雄
■作品名:布「白髪一雄版画集1990」より
■技法・ED:シルクスクリーン 限定60部
■サイン:作家直筆サイン
■作品サイズ:縦89cm×横67.5cm(窓寸)
■作品状態:ヒビ
■額サイズ:縦109cm×横90.4cm
■額状態:良好
■付属品・備考:箱/制作年:1990年
■解説:白髪一雄の作品を「足で描く激しい抽象画」とだけ理解していると、《布》は少し意外に映る。灰白色を基調とした抑制された色彩の中で、中央を縦断する白のストローク、左側の飛沫、右上へ抜けていく複数の線が画面に異なる速度を与えている。
本作は1990年制作の7点組《白髪一雄版画集1990》を構成する《布(FU)》で、同作品は兵庫県立美術館、徳島県立近代美術館にも収蔵されている。
重要なのは、この版画集が白髪の油彩作品を機械的に転写したものではないことにある。白髪一雄記念室によると筆や刷毛を使って描いた原画をもとに制作ており、白髪自身も版画制作について、自らの作画法をオートマチズムと捉え、無心に描いたものをさらに刷り重ねることで予期しない形や色を生じさせるという考えを残している。
1950年代に確立したフット・ペインティングは、身体と絵具を直接衝突させる方法として具体美術の思想とも結びつき、国際的にも白髪を特徴づける表現となった。 一方、1971年の得度以降も白髪はアクション・ペインターとして制作を継続し、その身体性と精神性を深めていった。
その流れを知った上で《布》を見ると、ほとんど白と淡い灰色だけの画面が、単なる静かな抽象ではなくなる。中央の太い白、擦れ、飛沫、弧を描く線は、それぞれ異なる身体運動の記録として立ち上がってくる。
強烈な原色と厚い油絵具で知られる白髪とは別の角度から、「三次元的動作をどう二次元的痕跡へと変えるのか」という核心に触れられる一作と言えよう。
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