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絵画 田中亜木男 アゼール・リドー城 油絵3号 油彩 原画 オリジナル 作品 美術館展所蔵 アート 壁掛け 風景画 解説有 真作保証 価格相談可

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【水鏡を描かず、「青」で城を立ち上げた一枚。】
作品についてもう一歩深く知りたい方へ。作品情報の下に「作品解説」を掲載しています。

■作家名:田中亜木男
■作品名:アゼール・リドー城
■技法・ED:油彩
■サイン:作家直筆サイン
■作品サイズ:縦27.3cm×横22cm
■作品状態:良好
■額サイズ:縦37.2cm×横31.9cm
■額状態:良好
■付属品・備考:箱、黄袋/キャンバス裏木枠にサイン、画題
■解説:アゼ=ル=リドー城といえば、水面に映る優雅な姿がよく知られている。ところが田中亜木男は、その有名な眺めを描かず、城へぐっと近づき、建物そのものを画面いっぱいに押し出している。ここが、この作品を見る最初の入口になる。
実際の城はフランス・ロワール地方、アンドル川の中州に建ち、水鏡は現在の城を象徴する景観の一つとなっている。

画面を占めるのは、鮮やかな空の青、少し灰色を含んだ壁の青、紫に近い暗い青。その中に白い壁と黒い窓が浮かび、最下部には赤い花を思わせる色がわずかに置かれている。
城を細かく説明するより、青・白・黒・赤の配置によって「城らしさ」を組み立てている点が面白い。

田中亜木男は1915年熊本県出身。戦後には美術文化協会やモダンアート展で活動し、1967年と1977年にヨーロッパ取材旅行を行った。東京国立近代美術館にて展覧会開催。世田谷美術館には1969年《「顔」A》が収蔵。《ロアール川端の古城》秋田市所蔵。
少なくとも複数の作品でロワール地方の古城に向き合っていたことが分かり、本作もそうした欧州風景制作の流れから見ることができる。

名所の再現性より、建築をどこまで色・形・絵具へ変換しているか。
上記の視点を持ちながら鑑賞すると、青い壁や黒い窓、画面下の赤までが別々の描写ではなく、一つの構造として見えてくる。そこに、この一点を選んで見る意味がある。



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