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絵画 香月泰男 鳩のいる中庭:木版画集ニース 山口県立美術館収蔵作品 風景画 動物画 鳥 アート オリジナル 解説あり 真作保証

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■作品解説:1911年山口県出身。1974年没。戦後日本を代表する洋画家の一人。第二次世界大戦後のシベリア抑留体験を描いた「シベリヤ・シリーズ」で広く知られ、戦争や生と死を見つめた重厚な作品を残した。
一方で、身近な草花や動物、旅先の風景を描いた温かな作品も多く、実は自宅で鳩を飼い、たびたび作品のモチーフとしている。

本作品《鳩のいる中庭》は、1973年に訪れた南フランス・ニースで得た風景をもとに、1974年に制作された「木版画集ニース」の一枚。限定120部、レゾネNo.153。同作品は山口県立美術館や下関市立美術館にも収蔵されている。
まず目に入るのは、中庭の水場に集まった3羽の黒い鳩。黄土色を中心にした画面の中で、水の青色だけが鮮やかに光り、小さな鳩たちへ自然と視線が集まる。建物や床は細かな線でびっしり描かれているのに、鳩は驚くほど単純な形。この「細かい背景」と「素朴な鳩」の対比が実に面白い。

シベリアを描いた香月しか知らない人ほど、この作品の明るさに驚くはず。戦争の記憶を描いた画家が、旅先では鳩が水辺に集まる何気ない瞬間にも目を向けていた。その人間らしい優しい視線まで感じられる一枚。
派手ではない。しかし、毎日見ても疲れない。木版独特のざらついた風合いと黒・黄土・青という少ない色数も美しく、和室にも洋室にも合わせやすい。初めて香月泰男を所有する一枚としても非常に面白い作品。

■作家名:香月泰男
■作品名:鳩のいる中庭「木版画集ニース」より
■技法・ED:木版 限定120部
■サイン:印
■作品サイズ:縦35.5cm×横25cm(窓寸)
■作品状態:概ね良好
■額サイズ:縦56.4cm×横44.3cm
■額状態:概ね良好
■付属品・備考:無し/制作年:1974年 レゾネ:阿部出版No.153
■発送場所/梱包配送費:元払い

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